2012年04月18日

チューブレスカノススメ

どもども。izRです。
アルミ缶の上にあるミカン!コンドルが地面にめりこんどる!疲れてるのでこんな感じで勘弁して下さい。
だって、もう2時過ぎてるし!という事で今日もくだらないぜ!イヤッホウーーイ!


さてさて、今日はMTBネタ。首記の通りチューブレスのお話。
か~~なり前になんちゃってチューブレス化のネタに軽く触れたのですが、その後ずっと放置プレーしてしまったのでやり方を簡単にまとめますね。


ケース1:ノーマルリムホイール+ノーマルタイヤの場合

材料は26インチのノーマルリムホイール+ノーマルタイヤ、「20インチ(仏・米・英どのバルブでもご自由に)」のチューブ、シーラント剤。

:ノーマルリムホイール+ノーマルタイヤ+20インチチューブ


1・ホイールについてるリムテープを取り外し「20インチ」のチューブをハメます。

2・ハメた後は下の写真の赤線の様にチューブの中心に沿って外周をハサミで切ります。

カット!


3・外周に沿って1周切ると、チューブが筒状から1枚の大きなシート状になります。
ホイールからはみ出る大きなリムテープと想像してください。
20インチのチューブを選択したのは、リムに対する強い張力が必要だからです。
22インチだと弱いですね。もちろん24~26は論外です。

4・タイヤビートをハメていきます。最後のビートをハメるまえにシーラント剤を注入。60cc位で十分です。

5・エアーコンプレッサーで一気に空気を注入します。ビートからの空気漏れが無ければ一気に空気が入ります。

完成!


これにて完成です!リムからはみ出してるのが「シート状」になったチューブです。
はみ出てる分は不要なのでリムとタイヤのギリギリの所でカットして完了GOOD

どうです?何となく理解出来ました?

そしてお次は別のパターンでのチューブレス化。
もうちょっとまともなやり方ですw


ケース2:ノーマルリムホイール+チューブレスレディ対応タイヤ

材料はノーマルリムホイール+チューブレス対応タイヤ(もしくはチューブレスレディタイヤ)、stansのチューブレス化テープ、エアーバルブ、シーラント剤です。

1・ホイールについてるリムテープを取り外します。そしてstansのチューブレス化テープをリムに貼り付けます。エアバルブの穴を閉じないように注意!

2・エアーバルブを取り付けます。

バルブ!


きちんとしたバルブが欲しい方は写真右側の各社から販売されているチューブレスホイール用バルブを。(1個約1,000円)
前後用バルブに2,000円も出せねえよ!という方は写真左側のパンクした不要チューブから切り取ったバルブをどうぞ(笑)もちろんTEAM RING YOUは後者のバルブばっかり使ってますがwww

ゴホン。気を取り直して・・・。この後はケース1の時と同じ作業を行います。

3・タイヤビートをハメていきます。最後のビートをハメるまえにシーラント剤を注入。60cc位で十分です。

4・エアーコンプレッサーで一気に空気を注入します。ビートからの空気漏れが無ければ一気に空気が入ります。

とまあ、これでチューブレス化の完成ですよっとおすまし



あと簡単に補足しますね。
ケース1では「チューブ」でリム穴を塞ぎ、ケース2では「テープ」でリム穴を塞いでます。

それは何故か?「タイヤ」が異なる事が関係します。

理由はというとノーマルタイヤはビート形状がフラットではないので、テープで塞いだだけのホイールだとリム面とビート面に隙間がありすぎて空気が入りません。

なので「はみ出るほど大きなリムテープ」と化したチューブを使います。
チューブのゴムがビートとリムの間に挟まる事で隙間が埋まります。もちろん完全には埋まらないので、最後の切り札としてシーラント剤を注入する訳です。


ケース2の場合はタイヤが「チューブレス対応(チューブレスレディ)」であるためタイヤビート面がほぼフラット形状。なのでリムとビートの間にチューブを挟み込む必要がないため、テープでリム穴さえ塞げばあとはシーラント剤が微小な隙間を埋めてくれます。


シーラント剤はstans・notubeです。

シーラント



補足は以上!

もちろんお金を出せば高性能のチューブレス対応ホイール&タイヤが手に入りますが、頭を使えばそこらに転がってる普通のホイール&タイヤだって立派なチューブレスになっちゃう訳なんです。

まあショップスタッフという立場上「チューブレス対応ホイール」をオススメするのが当然なんですがね(笑)


なんちゃってチューブレス化に興味がある方はどうぞご連絡下さいな。
お決まりの「自己責任」となりますが、手順をレクチャーしちゃいますよんピース


もう眠気が限界なので寝ますzzz

ではではパンダパー










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Posted by Team Ring You at 02:25│Comments(6)MTB
この記事へのコメント
おぉ!興味深い記事です。

既製品が多い中、D・I・Yでやるというのが楽しいですよね。

ケース2を試して見たいです。
Posted by ダンジェン at 2012年04月18日 10:04
>>ダンジェンさん
先日はどうもありがとうございました♪

安価に出来るチューブレス化。オススメですよ(・∀・)
Posted by Team Ring YouTeam Ring You at 2012年04月20日 08:36
これ面白そうなのでやってみようと思っていますが、すいません、一つ疑問があります。

ケース1ですが、余ったチューブはタイヤの中に入れて、切らずに置いた方が、良いように感じたのですが、外に出さないとダメなんでしょうか?

すでに実験(実践?)されたのであれば、結果を教えていただきたく、お願い足します。
Posted by dnagase at 2012年09月03日 16:16
>>dnagaseさん
どもっ!はじめましてizRです!
返事が遅くなり大変申し訳ないです。

ご質問ありがとうございます♪自分なりの見解を簡単に説明しますね~

まず、筒状であるチューブを切開する事により1枚のシート状になるので幅が単純計算で2倍になります。

そうなるとリム幅をはるかに凌ぐ幅になるので、リムからどうしてもはみ出してしまいます。

仰られてる様にリムからはみ出した部分をタイヤ内部に戻すと、本文中にあるようなリムとタイヤビートの密閉性が確保出来なく可能性大です。

理論的な話はアレですが実際に作業しても余ったチューブをタイヤ内に収めるのはかなり困難です。


とまあ、こんな感じです。分かり辛い説明で申し訳ないです。

またご不明な点があればお気軽にどうぞ~♪
Posted by Team Ring YouTeam Ring You at 2012年09月09日 00:00
こんばんは!この記事を見てチューブレスカしてみたdnagaseです。ケース1でやりましたが、リムテープは取らずにやりました。
昨日、王滝100kmを無事に完走してきましたので、ご報告します。
フロントは、石に嫌われてサイドを破ってしまいパンクでしたが、リアは「なんちゃってチューブレス」でゴールできましたよ!
ありがとうございました!
Posted by dnagase at 2012年09月17日 23:25
>>dnagaseさん
どもっ!izRです。ブログを拝見させて頂きました!
ただただ凄いの一言です。なんちゃってチューブレスでも問題なく使えますね♪

そして何よりも大滝100km完走おめでとうございます!

当チームのちゃり旦那も私izRもいつかは参加したいと思っているレースです。
dnagaseさんのブログを見て気分が高まります!

お怪我の具合が気になりますが、これかれも頑張って下さい!

近いうちに大滝でお会いしましょう!!
Posted by Team Ring YouTeam Ring You at 2012年09月18日 21:19
 
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